大阪府寝屋川市のボンド動物病院。完全予約制(急患を除く)でかけがえのない小さな家族の健康づくりをお手伝いします。

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ボンド通信

勉強会に行ってきました

 

院長の中馬です。

勉強会シリーズ
2回分!

 

 

またまた前回に続きまして整形外科の実習も兼ねたJAHAの勉強会、第6回

今回で最終です。

 

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今回は骨盤骨折

交通事故症例が少なく遭遇する頻度が減った骨折ではありますが模型とはいえプレートのベンディングやカンツァリングが難しく勉強になりました。

そして今回は続いてグループごとに分かれてのコンペティションも実施されました。

内容は上腕骨遠位のY字骨折の治療

関節面をきれいに合わせるのが絶対条件

実際に完成・提出したのがこちら

 

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なんと、審査員特別賞をいただきました!

そして全6回が終了しました。

基礎から再確認できたのも含め面白い実習系勉強会でした。

またアドバンスも企画しているようなのでタイミングが合えば出席したい勉強会でした。

その終了証

 

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つぎ、

循環器の勉強会

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日常の診療で遭遇する機会の多い循環器疾患 僧帽弁閉鎖不全症

今回のセミナーでもいくつか新しいことの発見がありました。

僧帽弁閉鎖不全症では咳というのがひとつの症状としてありますが、この病気の罹患犬では他の呼吸器疾患を併発していることも多いとのこと

またその呼吸器疾患がレントゲン検査だけではわからず鑑別のためには、CT検査が必要になる場合もあるとのこと。

もうひとつの症状として見逃されがちなものが運動不耐性

常に一緒にいるとわからなくなるのがこの運動不耐性、それもそのはずゆっくり進行していくものなので!

昔できていたことができなくなってないですか?

例えば散歩の時間が短くなったりや、走ったり遊ぶと昔に比べ息が荒くなりやすくなってないですか?

もしあるとしたらそれは立派な運動不耐性であり、心不全兆候のひとつです。

お薬の話でもひとつ

利尿剤に区分されているスピロノラクトンですが、利尿作用でというより抗アルドステロン作用としての臓器保護作用が見直されているとのことでした。

ワンちゃんたちの寿命が延びて腫瘍の病気が増えましたが、循環器疾患もまだまだ多い病気です。

今回の勉強会への参加で、少しでも多くのワンちゃんたちを救えるようまた日々精進していきます。

 

勉強会への参加のため病院を休診にさせていただきご迷惑をおかけしました。