勉強会に行ってきました
動物看護師の濱田です。
3月5日に行われたアカデミックフェスタという勉強会の
「動物看護師の為の腫瘍学<実習編>」に参加してきました。
今回の勉強会では、腫瘍から細胞を取り、院内での細胞診や外注の検査に出すまでの細胞の扱い方等を学んできました。
腫瘍といっても沢山の種類の腫瘍があるので、腫瘍を特定しその子にとって最善の治療を行う為に細胞診が必要になってきます。
細胞を取る方法も色々な方法がありますが、今回は代表的なFNA、FNB、パンチバイオプシー、トゥルーカットバイオプシー
という方法を実際に鳥のレバーを使って実習させて頂きました。
腫瘍細胞は脆く細胞が潰れやすい為、細胞を取り扱う際には細心の注意をはらいます。
今回の勉強会では、取った細胞を染色して実際に顕微鏡を使って腫瘍細胞の特徴をみたり、2種類の染色方法の違いや
特徴も学びました。
腫瘍があると聞くと飼い主様は大きなショックをうけますし、わんちゃんねこちゃんもしんどいです。
飼い主様とわんちゃんねこちゃんが少しでも良い生活がおくれるようにするには細胞診は とても大切な検査ですので
今回学んだことを日々の診察にいかしていきたいです。